定期付終身保険というのは、上で紹介した定期保険と終身保険を組み合わせた保険です。
もう少し正確に書くと、終身保険の特約として定期保険がついた保険といえます。
このように組み合わせることにより、2つの保険のデメリットをなくそうとしているようです。
即ち、定期保険のデメリットである掛け捨てを無くし、終身保険のデメリットである保険料を下げる効果を狙っているようです。
結局、どっちつかずな保険になっている気がしないでもありません。
名称による誤解
定期付終身保険には、2つの大きな問題点があります。
その一つが、名称により誤解を生むケースがあるという点です。
定期付終身保険という名称から、必ず保険金をもらえる終身保険が中心の契約だと思ってしまう人が多いようです。
例えば、保険金を総額で5千万円としたとしましょう。
通常、このようなケースだと、500万円が終身保険で4,500万円が定期保険というような形になります。
保険金の額は、定期保険の部分が圧倒的に多いのです。
しかし、契約者の方は、五千万円の終身保険に入ったと思ってしまうのです。
例えば70歳くらいで夫がなくなったとしましょう。
このとき、残された妻は500万円しか貰えません。
自分の思っていた保険の形と違うことで、トラブルに発生するケースも少なくないようです。
更新による保険料アップ
定期付終身保険のもう一つの問題は、更新により保険料がアップするという点です。
定期付終身保険では、定期保険の期間を10年とか15年で設定することが多いようです。
例えば、30歳から40歳の10年間は定期保険の特約を付けますと言った感じです。
40歳以降定期保険の特約をつけたい場合、定期部分の更新と言う事をしないといけません。
この場合、40歳になって定期保険に入りなおすのと同じ事になります。
ということは、保険金の額を変えなければ、保険料は大幅にアップします。
これが元で、トラブルが起きるのです。
30歳の頃は、定期保険の保険料も安いので、気軽に入る人も多いでしょう。
しかし、40歳50歳と年齢を重ねるごとに、保険料負担が大きくなるのです。
家計によっては、大変深刻な影響を及ぼす場合だってあると思います。
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