保険や投資の本の問題点

保険や投資の本の多くでは、他の商品を絡めた説明が不足しています。

保険だったら、保険のことだけが書いてあるのです。
お金を増やすのも、老後に備えるのも全部保険を使いましょうと書かれていることが多いです。

なぜこんなことが起こるのでしょうか?

専門分野以外のことは書きたくないのかな?

それぞれのほんの著者は、それぞれのジャンルの専門家です。

でも、彼らは関連する他のジャンルの事を書きたがらないようです。
自分達の分野だけに閉じてしまっている。

彼らが自分の専門以外の分野に精通していないという点もあるでしょう。

自分が得意でない分野の事を書くのは怖いものです。

いい加減な事を書くと、信頼に傷が付きますからね。
ページ数の関係で、言及しきれないということも考えます。

実用書だとページ数は200ページくらいのものが多いでしょう。
自分の専門以外のことに、あまりページ数を割きたくないのかも知れません。

自分の利益のために本を書いている人も

もしかしたら、自分のジャンルの商品以外の事を書くと、商売に差し支えると考えているのかも知れません。

例えば、著者が生命保険のコンサルティングを行い、その上で保険の販売をしているような人だったとしましょう。
著者は、書いた本を営業ツールの一つとして使いたいですよね。

名刺代わりに本をプレゼントすれば、顧客から信頼を得られる可能性が高いのです。
顧客としては、本を書くほど専門性が高い人だとおもえば信頼感が増しますからね。

さて、この著者の立場からすれば、他ジャンルの商品をすすめるような記述は積極的には書きたくないはずです。
営業ツールなのですから、「投資信託のほうが手数料が安くて良いですよ」とは書けないはずです。
著者が本を書いた目的からすると、やぶ蛇になりかねません。

こういう理由で、積極的に他の商品について触れないということは、現実としてありうることだと思います。

よっぽどのベストセラーにならない限り、印税収入なんて微々たるものです。
他にメリットが無ければ、実用書なんて書かないでしょう。

実際に、保険の本を読んでいると、かなりの確率で営業トークを目にします。
お金を出して買った本の中で、営業トークをされるとねえ。

うんざりです。

何れにしても、これらの本の多くは、私達の行動の指針としては物足りないものです。
もっと、金融商品に対する支出全体を見る必要があるのです。

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