具体的にどんな保険に入るかを考えるには、死亡を保障する生命保険にどんな種類があるかを知る必要があります。
保険商品の知識の第一歩として、この知識を身につけましょう。
誰かの死亡を保障する生命保険には大きく分けて2種類の保険があります。
一つは、定期保険と呼ばれる保険で、もう一つが終身保険と呼ばれる保険です。
ちなみに、誰かが死亡するとお金がもらえるタイプの保険は死亡保険といも呼ばれます。
被保険者という用語
ここで、被保険者という言葉をご紹介します。
保険に関する本やパンフレットにはよく使われる用語なので覚えておいていただきたいと思います。
被保険者というのは、保険の対象になる人のことです。
例えば、Aさんが亡くなると保険金がもらえるという契約の死亡保険があったとします。
この場合、被保険者というのはAさんということになります。
あるいは、Bさんが65歳になるとお金がもらえるという保険の場合は、Bさんが被保険者です。
このように、ある人が一定の状態になると保険がもらえる場合、その人の事を被保険者と呼ぶのです。
被保険者という用語を使って、死亡保険を説明すると、「死亡保険とは被保険者が死亡した場合保険金がもらえる保険である」ということができます。
定期保険とは
定期保険は期間を決めた保険なので定期保険といいます。
今後10年間とか60歳までとか期限を区切り、その間に被保険者が死亡した場合に保険が支払われるという仕組みです。
そして、その期間が過ぎたら、何も戻ってきません。
いわゆる掛け捨ての保険ですね。
定期という名前から、銀行の定期預金のような貯蓄性を想像される方もいるようです。
しかし、全くの誤りなので、注意してください。
終身保険とは
終身保険は期間の定めがない死亡保険です。
期間の定めが無いというのは、解約しない限り被保険者がいつ亡くなっても保険金がもらえるということです。
40歳で保険に入った人が41歳で亡くなっても、100歳で亡くなっても同じ保険金が支払われます。
終身保険は掛け捨てでなく必ず保険金が支払われます。
必ずお金がもらえるため、掛け捨ての定期保険よりもずっと得であるという印象を持つ人もいるようです。
しかし、これは間違いです。
掛け捨ての保険に比べて、保険料に対する保険金の額がずっと少ないのです。
例えば、定期保険の場合、月に1万円の保険料で3千万円の保険金が出たとします。
一方で終身保険の場合は、同額の保険料で400万円しか保険金が出ないかもしれません。
定期保険と終身保険で実際にどの程度の開きがあるかは加入する年令などによっても異なるので一概には言えません。
しかし、同じ保険料だったら一桁違うくらいの差はあると思っていただいていいでしょう。
現実に死亡保障を考えたときに、終身保険だけで準備するには相当保険料を負担しないといけません。
現実問題として、そんなことは出来ないと思っていただいて良いと思います。
